稲刈り適期予測 

カテゴリ:2010年稲作

去年は1枚づつの田んぼの収量を正確に測るために

稲刈りの日にちがだいぶ長くかかりました


今年はライスセンターも利用して短期間で

稲刈りを終わらせようと思っています。


こちらでは同じ農協のライスセンターでも場所によって

集合乾燥と個別乾燥に分かれています


どちらも予約が必要で 特に個別乾燥は予約を早くしないと

受け入れてくれない場合があります。



それで 稲刈りを始める日を特定しないといけないのですが

去年は出穂からちょうど1ヶ月で稲刈りをしていました。

今年は7月23日に出穂してますので 8月23日と言う事になりますが

もう少し早いだろうと思います。


稲刈り適期は 籾が85%黄化した時と言う事ですが

実際 籾の色は判別しにくく

私の場合は 籾が付いている軸の色で決めてます


田んぼの畦から 4~5歩中に入り 平均的な穂を手に取り

穂先から3つ目の2次枝梗(枝分かれした軸)が黄化した時が

刈り取り適期として考えています。


だけど その日を10日も前からどうやって見分けるかですよね

ライスセンターの予約 まだ迷っててできそうにありません


ちょっとできすぎの今川の田んぼでもだいぶ熟れてきましたが

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穂先を手に取ってみると 畦際では枝梗が黄化した穂が少しありますが

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中の方は まだまだ青いです

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一番早く色づいてきた窪地は平均的に黄化が進んでますが

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まだ先の方の軸だけが色づいてるくらいです



台風よいつでも来い 

カテゴリ:2010年稲作

沖縄の南で台風4号が発生しました。

今後九州の南海上を北上し日本海を西に移動するようです。



それでね 夕飯の時 「台風来んかな?」って嫁に話したんですよ


心中は 「まわりはこけて 我が家の田んぼだけしゃきっと立ってる」

事を想像してたんですけど すぐに見抜かれて

「あんたの阿弥陀さんは どこへ行ったん?」 って言われてしまいました。



でもまあ 今年は今川の田んぼ以外は

硫安をもう一振りやればよかったと悔やまれるくらいで

あまりよい出来ではないので

少々のことでは倒れないだろうと言う安心感があります。


最近はほとんど雨が降ってなかったのですが

今日は朝からしとしと雨が降りました。

会社から帰りに挫折倒伏してる田んぼを見つけました

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私が田んぼを引き継ぐ前 父親もよく畳を敷いたように倒してましたね

自分も への字稲作を始める前は何度か倒しました。


今は倒れても根元からポッキリ折れる挫折倒伏はまずないだろうと

自信を持ってますが 果たして台風の直撃にでもあったら

どんなことになるのか やっぱり怖いですね。




8月8日 田んぼの様子 

カテゴリ:2010年稲作

今川の田んぼ   順調に葉色が落ちてきましたが止め葉は直立しないままです

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畦際では 少し色づいてますがこの田んぼが一番遅いでしょう

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紋枯れ対策のモンカットは果たして効いてるのでしょうか

田んぼの中の方は発生が少ないようですが 

畦際ではかなり上の方まで上がってるのがあります

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大地  初挑戦の菜の花稲作 もうひとつ出来が良くないです

穂の大きさ 茎数とも隣の方がよいような気がします

写真右が大地
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畦際では去年のようにグッと垂れさがる穂がないですよね

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篠原の田んぼ  地主さんに「去年よりよう出来とるぞ」って言われたのですが

果たしてどうなんしょう ただ葉色は倒伏しそうにない感じで安心して見られます

写真左が篠原の田んぼ
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こちらは黄緑色の止め葉が直立して穂が沈み込んでます

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窪地 田んぼの中の方まで黄化してきました


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畦際ではスズメに食べられてますが少し赤味がかってきました

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今年は慣行稲作が豊作のようです 

カテゴリ:2010年稲作

稲作は初期の不作が豊作を呼ぶ なんてどこかで聞いたような・・

今年がそれでしょうね

田植え時分に続いた低温で どことも初期の生育が悪かったです

過剰な分げつが少なくて無効分げつが抑えられたことと

弱った苗が元肥えを食い残して 後半 一気に肥効が出てきたことで

ある程度への字に近い葉色の変化になった事がよかったように思います




去年の写真 左が今川の田んぼ

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今年の写真 右が今川の田んぼ

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今年は隣の穂の方が大きいような気がします

ただ 茎数がかなり少ないようで 収量はこちらが多いはずですけどね


こちら 篠原の田んぼ (写真右) 

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去年ほどの大差がないです

への字追肥を控えたことと 隣が中干しを軽めにして

根のストレスを避けた事で差が縮まりました。

一株の穂数 

カテゴリ:2010年稲作

去年に比べて 硫安で10kg施肥量を少なくした

篠原の田んぼは やっぱり穂が少し短く感じます。

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隣のV字が調子よいからそう思うのかもしれません

隣の穂も比較に手で持って見ました

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やっぱり我が家のへの字が立派でしたね


ところで その篠原の田んぼで畦際の1株ですが

穂数が何本あると思いますか?

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かなり凄い株のように見えますが 周りに広い空間を持っているわけでもないんですよ

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真ん中の株ですが 穂の数を数えて驚きました

49本の穂が出ています。

田んぼの中の方はそれほど多くはないですけどね


一方 隣のV字の立派そうな株を数えてみました

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穂の数は 29本です

植えつけ本数が多いので 田んぼの中でも穂数は多いかも分かりません

への字に比べれば株間が狭いので 坪あたりの穂数は変わらないかもですね


果たして 収穫量は刈り取ってみないと何とも言えないです。

止め葉赤葉枯れ症 

カテゴリ:2010年稲作

少し前に「いもち病が発生」って記事を書いてましたけど

間違ってたようなので削除しておきます。


部分的に止め葉が赤くなってた田んぼのAさんの話を聞きました

農協の指導員に見てもらったところ 水の入れすぎで根が弱って

最近の高温から酸素不足になり 葉が赤くなると言うことらしいです

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止め葉をよく見てみると 赤い斑点が先から元の方へ向かって広がっています

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ネットで調べたら 止め葉赤葉枯れ症 と言うらしいです

詳しくは PDFファイルで書かれてますが ここ です

村のあちこちで発生していました

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対策としては 中干しや出穂後の間断灌漑や掛け流しが効果がありそうです。



痛快コシヒカリつくりと言う本 

カテゴリ:2010年稲作

当ブログ訪問者の方からコメントやメールを頂いた中で

井原豊さんの「痛快コシヒカリつくり」を読んでいる方が

多いのに自分では持っていませんでした。


今までこれほどへの字稲作ににこだわってきたのに

れいの「とあるお百姓さんのホームページ」だけに頼ってました。


今年になって 井原豊のへの字型イネつくりは買って読んでたんですが

3日前に楽天ブックスでここまで知らなきゃ損する痛快コシヒカリつくりを注文しました

昨夜 本が届いたのですが内容が素晴らしかったので

報告しておきます。


さすがに への字稲作の提唱者ですので

への字稲作について分かりやすく徹底的に解説されています。

一項目づつ読みきりで書かれてますので

どこから読み始めても面白いです。


への字稲作を実践されるには必携の本になりそうですね。

もっと早くから購入すべきでした。



こんな感じの本です

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ここまで知らなきゃ損する痛快コシヒカリつくり


苦土過石(リンマグ マグホス)の効果 

カテゴリ:2010年稲作

少し前に「止め葉が直立しない」記事を書きましたが

直立してないと葉の陰になって株元に日光が当たらず

受光体制がわるい稲姿になるわけです

穂が止め葉の中に沈み込んだ形が理想的と思っています。


穂肥に過リン酸石灰を施肥した今川の田んぼは

まだ止め葉が軟弱状態です

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別に風が吹いてるわけでもないのに 止め葉が横になってますね


苦土過石(リンマグ)を施肥した篠原の田んぼは

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止め葉が直立して穂が沈み込んでますね


苦土は食べると苦いことから にがいつちと書いて苦土ですね

マグネシュウムの事です

植物の葉緑素(クロロフィル)を構成する要素で

燐酸や石灰分の吸収をよくします

また 稲の根から出す根酸の分泌を助ける働きがあり

稲はこの根酸によって周りの不溶性成分を溶かしながら

吸収することができます。


米の食味を上げるために使った苦土過石ですが

これだけ凄い効果があったんですね。

コブノメイガその後 

カテゴリ:2010年稲作

毎日暑い日が続いていますが 例のコブノメイガの幼虫は

活動を停止してるみたいです。


ライフサイクルが30日らしいので第二世代に入ったら

爆発的に増えたらどうしようと考えていたのですが

被害葉は全く増えたように思いません


一度防除した 今川の田んぼは

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少し下の方で被害葉が見えますが 止め葉に関しては全くありません


他の田んぼは殺虫剤の散布はしてませんが同じように増えてません


被害葉が沢山出てた篠原の田んぼは

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止め葉は食べられた形跡がありませんね。


コブノメイガも活動に適した気温と言うのがあるのでしょうか

今年のような暑さでは 全く防除する必要はないようです。

乳白米について 

カテゴリ:2010年稲作

去年 2等になったお米がありました

等級が下がった原因が 「死米」ですよ

嫌な表現ですが乳白米の事ですよね。


「お米の高温障害による品質低下について」と題して農協からバンフが回ってきました


乳白米 背白米 基白米 などが発生する原因として

出穂から20日後まで平均気温が26℃~27℃以上(日最低気温が24℃を超える)

の時や日照不足により発生するそうです。


高温障害
JA阿南パンフより転載


別に調べたところ 穂肥の量が適切でないと発生しやすいようですね


穂肥が少なすぎると 澱粉がつまり切らないうちに登熟してしまうので
          基白米や背白米が発生する


穂肥が多すぎると 籾数が多くなりすぎ相対的な澱粉量が少なく
         乳白米が発生する

これをもとに前年に白未熟粒が発生していれば 発生部位で穂肥の調整ができますね


一番効果的な対策としては 登熟期のかけ流しや夕方灌水で地温を下げることだと思います


去年はコンバインの作業性を考えて 早くから落水したから発生したのでしょう








7月30日田んぼの様子 

カテゴリ:2010年稲作

今川の田んぼ   茎数 25本  草丈 102cm カラースケール 4.5

写真右
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今年は隣のV字が調子よいみたいで穂の大きさがそんなに大差がないです

傾穂期ですが まだ開花してるのもあります。

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畦際ではかなり穂が垂れてきました

紋枯れは横に広がってませんが 縦方向に少し進んでます

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こちらは近くのV字ですが穂の垂れ方が全然違います

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大地   草丈 103cm 茎数 26本  カラースケール 4.0

写真 右
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こちらも隣が調子よいので 去年ほど大差がないですが

穂の大きさは 少し勝っているようです

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篠原の田んぼ   茎数 29本  草丈 102cm  カラースケール 5.0

写真左
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我が家では一番よくできてると思います

穂の長さ太さ共に充実してます

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穂が垂れてるのに まだ出穂しかけのがあります

これもへの字の特徴ですよね

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窪地   茎数 27本  草丈 98cm  カラースケール 4.0

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道路沿いでは 高さがちょうどよいので鳩によく食べられます

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全体として 今年はまずまずの出来だと思いますが

慣行V字稲作が豊作のようで 去年のように比較しながら自慢できませんね

田植えを1週間早めたのに 稲刈りは去年より遅く 

8月22日頃からになりそうです


倒伏の原因 

カテゴリ:2010年稲作

2日ほど雨が降りました

特に昨日は午前中 まとまった雨になりました


穂肥がよく効いてきてかなり色が濃くなってきたYさんの田んぼですが

まだ刈り取りまで2週間以上あると言うのに倒伏し始めてます

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葉が過繁茂になると稲の株元に日光が当たりにくく

下位節間が軟弱徒長して倒れやすくなると言われますね


それで この田んぼと 菜の花の大地 篠原のへの字から

茎を切り取ってきて比べてみました


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穂の大きさは への字が一番大きいです

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止め葉以外の葉を取って 節間を比べてみました

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意外にも元肥え一発のⅤ字稲作は 穂首節が長かったです

穂首節で折り曲げて 下位節間より穂首節の方が長いと

倒伏しにくいと言われますので やってみました

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菜の花稲作の大地が一番穂首節が長く 倒伏に強い仕上がりになってます


慣行V字稲作では 穂肥の時期が早すぎると下位節間が徒長してしまい

遅すぎると 籾数を確保できず収量が減少します

だいたいこちらのほうでは 出穂18~15日前が適期です

ただ元肥え一発の場合 穂肥の効いてくる時期は肥料任せですので

ピッタリには行かないようです

このYさんの田んぼは 元肥え一発肥料 稲ひとふりを60キロ施用してますので

施肥量が多すぎたのが原因だと思います


への字稲作の場合は 基本的に穂肥は施しませんので

中間追肥の残効がどれくらいあるかによって変わってくるでしょう

また 今回サンプルしてきた茎がたまたま主茎だったのですが

分げつ茎は確実に下位節間が短くなっています。


ほかにも茎の太さ 固さも倒伏の要因になりますが

への字稲作の場合 全て慣行稲作に優っていると思います


止め葉が直立しない 

カテゴリ:2010年稲作

今年は6月25日に過リン酸石灰をやった今川の田んぼですが

葉色の推移がゆっくり落ちていく感じで調子いいなと思っていました。

燐酸のおかげで固い稲に仕上がっているはず

ところが畦際で止め葉が垂れているんです

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田んぼの中の方でも少し見かけます

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それで止め葉の長さを測ってみました

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だいたい平均40cmくらいです

今年はへの字追肥が出穂50日前に硫安25kgをやっただけで

窒素肥効がいつまでも残っていないはずです

ただ葉色が濃いのは 後でやった過石の燐酸がチッソの吸収を助長してるからでしょう


菜の花の大地は ほとんど垂れ葉はありません

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こちらの止め葉の長さも測ってみました

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写真では40cmの止め葉が直立してますが

うまく写真に撮れなかった50cmの止め葉もピンと立ちあがっていました


この差は葉の固さだけでなく 葉身の肉厚が違うような気がします

やっぱり有機栽培の値打ちが出てきましね。


出穂後の水管理 

カテゴリ:2010年稲作

中干しをしないへの字稲作 ずっと水の入った状態でしたが

最近は地固めの為 水がなくなるまで入れないようにしてます

土が柔らかい状態では 根こそぎ倒伏の危険があるからです。


ところが梅雨明け以降 晴天が続き気温もかなり上がってますので

まだ水が入ってるなと油断をするとひびが入ってしまいます

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でも よく見てください

株の周りまで ひびは到達していませんね

土そのものも湿っていて スリッパでは歩けません



おおきなひびが入ると根っこが切れてしまうと言う人がいます

でも実際は土の中に酸素があるかどうかで根が変化してるみたいですね


ずっと水が入ってる状態だと 茎から根に酸素を送るためのパイプ状の

組織をもった太くて白い根がでています これが水根


ところが田んぼに水がなくなると根は自分で呼吸し始めるので

通気組織のない細い茶色の根が増えてきます 畑根


自分で呼吸を始めた根が水を入れると窒息して また水根が出てきます

このあいだ稲は負担がおおきくなりますので下葉がれが激しくなります

いつも比較させてもらってる隣のV字がそうですね。


この根の変化を意識しながら 水管理をしなければなりませんが

かと言って ある程度土も固くしておかないといけないし

ブログにコメントくれた自然稲作研究会さんが書かれているように

「出穂後いつまでも水が入ってる田んぼのイネは味が良くない」

これも頭に入れて 思案しながら水管理をしています


穂揃期 

カテゴリ:2010年稲作

穂揃い期とは 出穂が80~90パーセントの状態を言うそうです

今川 大地 篠原 の各田んぼが穂揃い期になってきました

写真は菜の花稲作の大地です
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それで各田んぼの穂長を測ってみました


地力のある篠原の田んぼは 21cm です

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後は 19cm程度でした


正確に収穫量の予測をするには 1穂の着粒数をよむべきなんでしょうね

また 時間が有ればやってみます



ちなみに窪地は 穂が垂れ始めました


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もんがれ病とは 

カテゴリ:2010年稲作

毎年悩まされてきたモンガレ病ですが 徹底的に調べて見ました


紋枯れ病が発生する原因は リゾクトニア菌と呼ばれる

菌糸状菌の菌核が下位の葉に付着し 葉身と葉鞘部の継ぎ目から侵入

葉鞘内部で菌糸塊を作ります

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このようにだ円形の病斑が見えると紋枯れ病です


主に気温が22度に達すると発生し 28度~30度で生育します

このため 西南暖地稲作に多くみられる病気のようです

こちらの村ではほとんどの田んぼで発生しています


最初は株元で発生し 水平進展と言って田んぼの中を横方向に感染が広がります

その後 垂直進展が始まり 縦方向 つまり止め葉に向かって上がって行きますが

止め葉まで達することはめったになく 大きな被害にはつながっていません


したがってこちらの村では紋枯れ病が発生しても放置するところが多いです


紋枯れ病の予防には 当ブログでも紹介したモンカットが有効です

モンカットはリゾクトニア菌に対して強い抗菌力を持ち

根から吸収されて稲体内にとどまり 予防 治療の効果を長く発揮します

他にも コラトップリンバー粒剤がありますが こちらはイモチ病にも有効です


ただ 紹介した2つの粒剤は 出穂30日前から5日前までしか使用できないため

紋枯れ病の病班を発見するのが穂ばらみ期以降の事が多いので

手遅れになって薬剤を使用できなくなります

私の場合は 発生が予想される田んぼで出穂の半月前に使用しています


バリダシン粉剤やバリダシン液剤は 収穫14日前まで使用できますが

粒剤と違って 散布に手間がかかり 近所への飛散も問題になりがちです



モンガレ病の発生原因に 窒素の多用があげられることがよくありますが

果たしてそうなんでしょうか?

への字稲作では 出穂期に葉色が濃い状態です

つまり 窒素肥効が多く残った状態ですが全く発生してない田んぼもあります

こちらは 葉色の濃い田んぼですが 発生した株としてない株が並んでいます

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直接 窒素肥効がモンガレ病を呼ぶとは限らないと思います







   

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穂がひっかかる 

カテゴリ:2010年稲作

稲の穂は止め葉の葉鞘を押し割るように出てきます

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去年は今川の田んぼでよく見かけたのですが

今年は篠原の田んぼで この葉鞘にひっかかりながら

出穂してるのがありました

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別に気にも留めていなかったのですが

大師匠 井原さんによると出穂時の窒素量が多いとこんな現象が起きるらしいです


あまり多いと稔実が悪いらしいです

今年は 硫安を控えて苦土過石をやったのですが

マグネシュウムが窒素の吸収を助けたせいかも・・


全ての田んぼで出穂完了です 

カテゴリ:2010年稲作

大地が20日 篠原の田んぼが21日 今川の田んぼが22日に

出穂期になりました。



今川の田んぼでは 道路沿いでモンガレがひどくなり

かなり上の方まで上がってきてますが 田んぼの中の方では

モンガレ防止にやったモンカット粒剤のおかげでほとんど見当たりません

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大地も北側でモンガレがひどくなってきていますが減農薬のつもりですので

何も対策を取っていません

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その上に コブノメイガの被害葉が目立って多く止め葉をやられているのもあります

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これもまた好き放題食べてもらいます




穂揃期になった窪地ですが ずっしりと重心の低そうな株元を見てください

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道路を挟んで北側の慣行V字稲作は かなり過密で上に伸びあがった感じですね

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それでも台風さえ来なければかなりの収量が期待できそうです

窪地が出穂期です 

カテゴリ:2010年稲作

何度も書いているように出穂期(しゅっすいき)とは

穂が4~5割出た状態を言うようです


窪地の今日の状態です

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私のへの字稲作の場合 はしり穂が出始めてから

出穂期になるまで10日近くかかります

分げつ茎が多いので穂の出方もまちまちです

したがって登熟にばらつきができます

これだけは への字の欠点かも分かりません


こちらは 近くのV字ですが 一斉に穂が出てる感じが分かりますか・・

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今年はおさむ君調子よさそうです 

カテゴリ:2010年稲作

友人のおさむ君は我が家より2週間遅れで植えたのに

もう出穂(しゅっすい)完了です

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写真では分かり難いですが6割近く穂が出ています

1週間くらい前から穂肥えが効いてきて急に色が濃くなってきました

下葉枯れも全くありません

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いつもより茎数が少なめですが 田植え直後の低温がよい方に影響したのでしょうね

無効分げつが少なかったのでこのような株元になったと思います


クログワイもサンパンチでうまく抑え込んだし

今年はかなりの収量が見込まれますね


7月19日田んぼの様子 

カテゴリ:2010年稲作

今川の田んぼ  茎数 30本 草丈 94cm カラースケール 5.0

写真 右側
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まだ 畦際で少し穂が出てるくらいです

コブノメイガはおとなしくなったみたいで被害葉は目立たなくなってきました

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ただモンガレ病が予想した通り発生して 株によればかなり上がってるのもあります

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大地  茎数 29本  草丈 95cm カラースケール 5.0


いつもと反対向きに撮ったので 写真 左です
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今年は 慣行V字稲作が調子よさそうで 隣は穂肥えが効いてくると

見違えるように元気になってきました


  大地                   隣

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隣は 少しモンガレがきてるものの茎はだいぶ太くなってきました


篠原の田んぼ  茎数 30本  草丈 95cm  カラースケール 5.5


写真 右
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田んぼの中の方でも ちらほらと穂が出ています

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窪地  茎数 28本  草丈 92cm カラースケール 5.0

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こちらはかなり穂が出てきましが出穂宣言まであと少しです

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稲の株元が白いのは 病気? 

カテゴリ:2010年稲作

各田んぼの状況を書こうと写真を撮ってきたんだけど

天気があまりにも良すぎて うまく撮れませんでしたので

明日にします。


ところで今まで気にも留めなかったことなんですが

稲の株元です

DSCF2878.jpg

おかしいと思いませんか?

左から2番目の株だけ 株元が白くないですね

もっと分かりやすい写真です

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左 2株は株元が白く 右2株は白くないですね


最初は深水にしていた時の濁りが株に付いて白く汚れているんだと思っていました

でも それだと全部の株の元が白くなっているはずです

よく見ると白いカビのようにも見えます

ネットで検索してみましたが分かりません


あまり考えすぎなだけで別に支障はないとは思っていますが・・・



イネアオムシ 

カテゴリ:2010年稲作

我が家のどの田んぼでも葉がかじられてるのを見かけます

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あまりひどいことはないのですが いったい何がかじったのか

ネットで調べてみました


たぶん イネアオムシ(フタオビコヤガ)ではないかと思います


幼虫の姿は発見できませんでしたが 

幼虫が小さい時に葉肉だけ食べるので白い筋状の痕があるらしい

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この写真で イネアオムシに間違いないかなと思います


下葉に部分的に食害の痕がみられるだけですので放置します




乾燥機の水分計 

カテゴリ:2010年稲作

久しぶりに青空が見えました

四国地方は梅雨明けがそこまで来てるんでしょう


稲刈りはまだまだ先の事ですが 

去年 農協に出荷した米が過乾燥でしたので

乾燥機の水分計を見てもらうことにしました


農協から修理屋さんに来てもらいましたが

ちょっと掃除しただけで修理しないで帰りました


いろいろと話を聞かされました

その内容です

①稲の穂は 水分が穂先と元とで7パーセントくらい差がある

②乾燥機の中の籾は全て同じ水分ではない

③したがって仕上がり水分もばらつきがある

④乾燥機が停止して直ぐ籾すりすると 水分の多い未熟米が
 選別されて正常な米だけになると米袋の中で乾燥が進む

⑤乾燥機が停止して半日以上そのままにすると
 乾燥機の中で水分の多い未熟米から正常な米に水分が移動するので
 籾すり後の水分は高くなる


乾燥機の水分チェックのパターン

 停止水分を15%にすると

 運転中 15分(メーカーによって違う)おきに水分をチェックしながら
 
 熱風温度を調整 

 仕上がり水分15%になると 15分置きにもう2回チェックし

 2回目に高い水分がでるとそのまま運転を続ける

 2回目も15%以下であれば停止する


と言う動きをしているみたいです



水分計のテストの方法 があります


穀物補正のダイヤルをテストに入れます

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停止水分を適当に設定し 15%くらい

熱風運転します

もちろん乾燥機の中は空っぽで大丈夫です

しばらく待つと乾燥機が止まります

このときに表示されている水分の値が 

設定した停止水分と1%未満であれば正常

1%以上あれば水分計が壊れているとの事でした


水分計が壊れている場合 水分を自分で測りながら運転もできます

モミを巡回するための昇降機にサンプル取りだし口があります

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サンプル容器の向きを変えて差し込むとサンプリングできます

自分で水分値を測りながら タイマー運転で停止させるしかないでしょう





 
  
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止め葉の長さ 

カテゴリ:2010年稲作

まだはしり穂の状態で気が早いかも分かりませんが

止め葉の長さを測ってみました


大地 35cm

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篠原の田んぼ  40cm

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隣の田んぼ 25cm

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完全に出穂してから もう一度計りなおしてみますが

やっぱりへの字稲の方がかなり長いですね





はしり穂 

カテゴリ:2010年稲作

大地と篠原の田んぼも はしり穂が出始めました

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への字の穂は かなり低い位置から出穂します

分げつ茎と後期に活力を持たせたへの字型稲作では

葉が勢いよく伸びているので穂が下の方から出たように見えるんでしょうね



ただ 残念なことに 菜の花の大地で少しモンガレ病が出ています

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去年も少し出ていましたので その菌核が残っていたのでしょうね

もちろん減農薬のつもりですので放置します。

への字の茎 

カテゴリ:2010年稲作

篠原の田んぼと隣の田んぼの株元です

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左がへの字稲 右が元肥え一発の慣行V字稲です


一株の分げつ数 茎の太さともにへの字の方が立派ですね


田植え時 薄植え無肥料ですので 株内干渉(根がらみ)もなく

肥料を求めてひたすら伸ばした根が への字追肥で勢いづいて

太い茎を作り そこから出てくる分げつも太くなったんですね


右の慣行V字稲作は 太植えで元肥えチッソも多く

最初からどんどん茎数を増やしたのはいいが

根が甘えて伸びてないせいか ラグ期に入って

中干しをされると とたんに元気がなくなります

茎を太らす余裕もなく 下葉がれが始まっています



太い茎には 太い維管束があります

維管束の数と一次枝梗の数は同じですし

維管束が太いと籾の数も多くなります


つまり 大きな穂を付けるには太い茎が必要なわけですね


これから出てくる穂の長さにも注目してみます

オモダカの花 

カテゴリ:2010年稲作

今日は参議院選挙の日ですよね

朝早めに投票に行ってきました

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出かける前に 日本に帰化して選挙権のできた嫁が

「菅さんに もう一度チャンスをやってよ」って民主党に入れるのを

かなりひつこく言われました。

「よっしゃ 分かった」って      足で×をしてましたけどね

もちろん 選挙区も比例区も自民党です


帰り道 お宮の近くの田んぼの中にきれいな花が咲いていました

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近寄ってよく見てみると あの矢じり型の葉っぱが見えました

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そう オモダカの花だったんですね


それで帰ってから 家のすぐ前の田んぼを見てみました

オモダカとクログワイが稲より多かったところですね

その田んぼの記事

サンパンチの効果で全く消えていました

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残っているのは キシュウスズメノヒエだけでした




7月10日 田んぼの様子 

カテゴリ:2010年稲作

への字追肥から5週間目になります



今川の田んぼ  茎数 35本  草丈 80cm  カラースケール 5.5~6.0

写真 右
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葉色の濃いところと薄いところがだいぶ出てきました

周りの田んぼも穂肥えが効いてきて濃くなってきましたが

それでも我が家の田んぼが色濃く コブノメイガの集中攻撃を受けています


株元の比較

    今川               隣
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隣の田んぼは上手な水管理で無効茎を出してませんので

下葉枯れがほとんどありませんが 茎数が少なすぎのようです


コブノメイガの害はちょっと深刻な状態ですが

昨日の消毒で 成虫の蛾を見かけなくなりました

食害された茎を一本取ってみましたが 止め葉までは食われてないようで

少しは安心してます

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大地  茎数 30本  草丈 80cm カラースケール 5.0


写真 右

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菜の花の肥効 極端に上がらないまま来ましたが

コブノメイガはこの田んぼにも来てます

せっかく減農薬できたので消毒はしないつもりです



株元の比較

   大地                隣

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隣は極端な中干しをしなかったせいか 過繁茂で下葉枯れが少しひどいです

モンガレ病も来てるみたいです




篠原の田んぼ  茎数 38本  草丈 80cm  カラースケール 6.0


写真 左

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穂肥えにやったリンマグのおかげで夏落ちしてきません

茎数も去年みたいに増えすぎと言う感じもなく安心して見られます

ただ ここも色が濃いのでコブノメイガの集中攻撃がひどいです


葉色板を置いた状態ですが 後ろに食害された白い葉がいっぱい見えるでしょう

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窪地  茎数 30本  草丈 82cm カラースケール 5.5


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ここも色むらが出てますが リンマグ(苦土過石)のおかげで

太くて固い しっかりした稲になってます

東側に はしり穂が出てました

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どの田んぼも栄養成長から生殖成長に切り替わりで 

茎数の増加は止まったみたいです


去年のように 出穂前に硫安の肥効が失速してしまうこともなく

順調に来たと思ってましたが コブノメイガの影響だけが心配です



コブノメイガの防除 

カテゴリ:2010年稲作

今朝 いつものように出勤前に田回りをした時です

今川の田んぼで 飛んでましたね

蛾です


あの幼虫が蛾になってたんです

田んぼをよく見ると かなりやられてました

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ちょっと分かり難いですが 葉が食べられて白くなってるのがかなりあります


成虫になったら卵を産みつけて さらに数が増えるでしょう

だいたい卵から成虫までの1サイクルが1ヶ月のようです

発生生態を詳しく書いてるのが ここ


それで 去年カメムシ用に買って畦際だけしかやらなかったのでかなり残っていた

殺虫剤を使うとことにしました。

キラップジョーカーです



一応 農協に聞いてみたのですが コブノメイガはかなり発生があるみたいで

防除には 粒剤は 根から葉にまで届くのに時間がかかるので間に合わない

液剤や粉剤は 薬効が2週間くらいしか続かないので2回はやらないといけない

との事でした


それで 子供だましみたいだけど 去年使った電池式噴霧器で散布しました

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案外 まんべんなく噴霧できたと思います

ただ 噴霧量が極端に少なく 1反に60~100リッターのところ

1.7反で30リッターくらいでした

それで希釈倍率を少なくして 1000倍のところを500倍にしたのですが

計算ではまだ薬の使用量が半分以下でした

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効果があるのか疑問ですが 一応気休めにはなったと思います



当ブログ訪問の方 被害葉はこんな感じですので気を付けてください

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こんな葉を見つけて 縦方向に巻いた葉があればコブノメイガです

早めの対策が良いと思います






ジョーカーEWも高い効果が期待できそうです

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