稲の品種改良 

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今日は大地震が来るかもしれないと騒がれる事がありました。

アル中管理人がお酒を一滴も飲まなかったんです。

背中の方に違和感があり休肝日としました

数年に一度しかない事ですからね 嫁も驚いていましたよ。


さて 一昨日コシヒカリの話を書いたので

コシヒカリを含めて稲の新しい品種改良はどんなふうにやってるのか

興味が湧いてきたでしょう。


日本の稲作 遠く弥生時代には水田跡があったとされますから

かなり古くからの歴史があります。

明治以前には稲の品種は4000種ほどあったとされますが

品種固定がはっきりとされてなく 同じ品種でもばらつきが多かったんですね。

明治36年から農林省の機関で「分離育種法」と言う方法で

元々あった品種から優れたものを選び出していったのが品種改良の始まりでした

前回書いた「亀の尾」などこの時に出来た品種です。

その後 本格的な品種改良は「交配育種法」と言う方法で行われるようになり

現在もこの方法がメインで新しい品種が作られているようです。


「交配育種法」というのは 性格の違った2種類の稲を掛け合わせて

新しい品種を作って行く方法です。

食味の良い品種と病気に強い品種を掛け合わせて

両方を兼ね備えた新しい品種を作ろうとしたりするわけです。

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稲は風媒花であり自家受粉するのでしたね。

以前に白穂の原因と言う記事で書きましたが

稲の花が咲くのは午前中のわずかな間だけです

開花するまでに自家受粉してしまうものもあり

別な稲の花粉を着けるには 先におしべを取り除く必要があります

実際には「温湯除雄」と言って 稲の穂を43℃のお湯に7分間浸けておくと

花粉は働かないがめしべは元気な状態のままで

よそからの花粉を開花直後にふりかける事が出来るそうです。

そして出来るのが雑種一代目(F1種)ですね。

この種からはいろんな性格を持った稲ができるので

目的に合ったものを選抜していき

二代目(F2種)3代目と選抜を繰り返していくと

何代目からかは 親と変わらない性格を持った稲が出来るようになります。

これを固定または固定すると言います。

固定するまでは選抜を7~8回繰り返す必要があり

新しい品種を作るのにはかなりの年月がいるわけですね。

最近では世代促進技術と言って温度管理や照明の調整で

1年に2~3回稲を作れるようになったので早く出来てるようです。


前に我が家で作っていた日本晴と言う品種は

この固定が悪かったせいで雑種帰りが起こったようで

こちらの方でもだいぶ前から姿を消しました。


そして新しく出来た品種には「農林番号」が付けられますが

同時にカタカナの名前も付けられます。

「農林100号」がコシヒカリと呼ばれています。

農林省以外に各県などで育成されたものは

ひらがなもしくは漢字の名前が付けられます。

品種の名前がカタカナの場合は必ず農林省の育種によるものと言うわけです。


最近では籾に放射線を当てて突然変異種を作ったりすることもあるようですが

稲以外の植物の遺伝子を使う遺伝子組み換えまではまだやってないようですね。


今夜は飲んでないせいか長文となってしまいましたが

まだ書き足りない気がします

また今度ね。



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