腹の立つときゃ 

カテゴリ:み教え

今回は宗教の話です。

だいぶ前にお寺の研修会でいただいた小冊子に

「腹の立つときゃ」という題名のがありました。


この中に 因幡の源左さんの話が出てきます。

今年の春に村の人を連れて鳥取までお参りに行ってきました。

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この源左さんは 篤信の浄土真宗の信者で妙好人と呼ばれています。


本の中に出てくる源佐さんの話を思い出して書いてみます。


鳥取県青谷町に住んでおられましたが ある日の事

村で久しぶりに一杯会をやろうと言う話が持ち上がりました。

飲み会をやるのは賛成だけど 酒の肴はイワシでも焼こうと言う事になり

誰が焼くかとなると だれも自分からやると言う人がなかったんですね。

それで人のいい源左さんに頼むことになり 二つ返事で引き受けてくれたそうです。


朝から源左さんがイワシと焼いていると 気になる人が見に来たそうで

「源左さん イワシと言えども魚には違いない オカシラ付きで焼いて下さいよ」

一人の人が言うと はいはい分かりました。

もう一人来て 「イワシは頭があると食べにくいので 頭を取って焼いて下さいよ」

この人にも 源左さんは はいはい分かりましたと答えたそうで。


さて 夕方 村人が集まり一杯会がはじまりました

皿の上には 2匹のイワシが乗っています

一つは頭があって もうひとつは頭なしです。

これを見てみんな話が盛り上がり 楽しく飲み会が出来たそうです。


普通の人だと 「人に魚を焼かせておいて 焼き方まで指図する」

って腹が立つものです。

別にイワシに頭があってもなかってもどうという事もないのに

人に言われると腹が立つものです。

 
他力の信心に目覚めた人は ここが違うんですね。

自己中心的考え方 中途半端なプライド これがなくなって行くほど

腹が立つのもおさまって 楽しい人生が送れそうです。

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