コンバインの収穫ロス 

カテゴリ:コンバイン

今年はよく出来てたのに収穫してみたら案外少なかった

って事なかったですか?


知り合いの農機屋さんに聞いた話ですが

コンバインは 稲穂から全ての籾を回収してるわけではない

って事でした。


つまり 数パーセントは後ろに籾を落としながら刈り取りしてるんです。


切りワラを落としてますのでかぶさって見えませんが

確かに後ろに落ちてました

DSCF3585.jpg

なぜ 全ての籾が回収できないのでしょう?


コンバインの脱穀部の仕組みを調べてみました


刈り取られた稲は 順序よく一列に搬送チェーンで

脱穀部に送られますね

DSCF3618.jpg



脱穀部のカバーを開いてみました

DSCF3744.jpg

上に見えるのが扱ぎ胴です

山形に突起した扱ぎ歯がいくつも付いています

下の青い網が受け網で この網を漏下したものが

下の奥の方に見えている白い部分 揺動棚の上に落ちます


また 扱ぎ胴の上の方には深扱ぎによる藁の滞留を防ぐための

藁切り歯が付いています

DSCF3746.jpg

ワラの入った状態では こんな感じですね

DSCF3703.jpg

揺動棚では 比重の違いでワラが浮き上がって下に籾があります

DSCF3705.jpg

籾を回収してる部分は横のカバーを外し のぞき窓を開ければ分かります

DSCF3708.jpg

トウミファンと1番と呼ばれる籾を回収するラセンが見えます

DSCF3714.jpg

簡単に説明すると揺動棚で選別された籾を

トウミファンでさらに風選し 

一番に落下した籾を ラセンで籾タンクに送ります


一番ラセンがこれです
DSCF3709.jpg

トウミファンのアップです

DSCF3713.jpg


さらに 選別しきれなかった籾とワラが混在したものは

2番に落下し 再度扱ぎ胴に戻されます

2番口の写真は籾タンクを外さないと撮れないので

今回うまく撮影できませんでした

DSCF3721.jpg


選別が悪くなると 2番も通り過ぎて後ろに落ちてしまうんですね


原因は 刈り取りスピードが速すぎて過負荷になった場合

深扱ぎによる過負荷 湿った籾で選別低下 2番口の詰まり

などがあると思われます。


それで 収穫ロスを少なくする稲刈りのテクニックですが

少し先で書いてみたいと思います。


次の年に書いた記事だけど コンバインロスの注意点も参考にしてね

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