日本全国ほとんどの田んぼで稲刈りは終わってるでしょう
最近ブログ訪問者の検索ワードに稲刈り後の田起こしについてのが多い
それでまあ私の考えを少し書いてみたい。
稲刈り後 なぜトラクターで耕起しなければいけないのか
それは稲わらや株を春の田植えまでに分解させるためと
田植えまでに雑草が生えないようにする為でしょう
もう一つ乾土効果を狙った面もあるはずです。
稲ワラや稲株を分解するのは田んぼに住むバクテリアに任せえるしかない
このバクテリアは2種類に分ける事が出来る
好気性バクテリアと謙気性バクテリア
気温が高い時は謙気性バクテリアが元気で空気のない土の中でも
どんどん有機物を分解してくれる
気温が低くなる秋から冬にかけては好気性バクテリアの方が活躍する
したがって田んぼの土は空気に触れるほど良い事になるでしょう
だから我が家ではなるべく荒く田んぼを耕しています。
ロータリーは1 トラクターのギヤは負荷が掛かるぎりぎりに車速を早くしてます

稲刈り直後の田んぼが湿ってる時に耕すとこんな感じになります
下の写真は田んぼがある程度乾いてから耕転したもの

これは耕してから20日ほどしてからの写真です
ロータリーのリアカバーをなるべく効かせないようにすると
土の滞留がないのでもう少し荒く耕せるでしょう
2ヶ月もすると雨が降ったり晴天で乾燥したりを繰り返し
だんだんと土が細かくなり固く締まり込んできます。
最近では我が村でも2回目の耕転を始めてる家を見かけるようになりました。
この時もやはり荒く起こす
土が乾いているほど細かくなってしまいますがロータリーは1速で耕すのが良いと思う
米価低迷の折り なるべく燃料と爪のちびを減らす努力もしましょう
秋鋤き 冬鋤きはトラクターの爪でワラを細かくするんじゃなく
バクテリアを上手に使って分解するのを意識して耕しましょうよ。