疎埴じゃないとへの字稲作はできないのか? 

カテゴリ:への字稲作

への字稲作を本格的にやり始めたのが5年前からで

いろいろと試行錯誤しながら続けています。

最近は菜の花や鶏糞による有機肥料のへの字稲作に進んでいますが

基本の疎埴 薄植えはこだわってやっているつもりです。


今年も隣の普通栽培(V字稲作)と比較していこうと思っていますが

田植えから10日目くらいの写真

左 我が家の田んぼ  右 隣隣の田んぼ
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なぜ 疎埴じゃないとへの字稲作にならないんでしょう

肥料をやるタイミングをへの字型に効かせるように

元肥を止めて出穂45日前に肥料をやっとけば葉色はへの字型になる

これでへの字稲作になったと思うのはあさはかな考えだね。


稲の炭酸同化作用によってデンプンが作られお米を実らせる事は分かりますね

茎数を沢山立てて沢山の穂を作り 沢山の籾数を確保すれば

収穫量は増えるように思いますが

実際には茎数が増えすぎるとお互いの葉が影を作り

その炭酸同化作用(光合成)が鈍ってきて

デンプンを作るスピードが落ちてしまう

つまり田んぼの稲は群落としての考え方が必要なわけで

一粒の籾を太らすのに葉の面積がどれくらい必要かと言う事を求めて行くと

自然と1反当たりの適切な籾の数が決まります。

井原さんはコシヒカリなら坪12万粒くらいが適当だろうと書かれています。

1穂に100粒付くとして穂の数は坪1200本

120粒なら坪1000本が適切な穂数です。


我が家は坪37株で植えているから 1株27本~32本

もし60株植えなら 1株16本~20本

これで計算上は最適な茎数です。


ところが最初から5本植えだと1本の苗が6倍に分げつすればよい事になるが

稲はまだまだ分げつを進めてしまい 無効分げつになってしまう

60株の普通栽培ならなおの事 5本植えだと4倍に分げつすればよい事になり

実際はまだまだ増えるから無効分げつも多くなってしまうわけです。


だからへの字追肥の頃に増える余裕がないとへの字育成しない

つまり疎埴薄植えじゃないとへの字稲作にならないと言うわけっす。


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昨日 近くでポット田植え機で田植えをしてる所を見かけたので

見に行ってみるとみのる産業の土付き成苗田植え機のようだった。

苗箱の形から分かった。

植えこみ本数が薄植えでそろいやすく 葉齢から見ると中苗の大きな苗

への字稲作にはもってこいなんですが我が家では手が届きません。

コメント

Re:疎埴じゃないとへの字稲作はできないのか?

その昔、うちもこのみのるの田植機でした。まわりはマットなのにうちがこれだったので、苗がいくつか失敗したら、大変なことになっていたのを小さいときに見てました。今となっては、疎植、プール育苗と昔やっていたんだなあ、と思うこの頃です。

たかちゃんへ

それなんですよ。ポット田植え機が良い事は分かってるけど苗を自分で立てるのは兼業農家では厳しいと思い田植え機を新しくするのもやっぱりマット苗用の機械にしてしまいました。
ブログを見ると苗作りうまく行ってるようで期待できますね。

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