一昨年から引き受けた田んぼは水持ちが悪く
最初の年はかなりヒエを生やしてしまった。
水持ちの悪い原因は去年つきとめたんですが
田んぼの水口からコンクリートの隙間を伝って水が抜けていました。
それで改造をする事にした。

前のコンクリートを割って取り除いているところですが
何層にも上にモルタルを入れていたみたいだけど隙間だらけ

水で洗い流すとこんな状態だった。
これでは下の方の隙間から水が流れ出てしまうわけだ。
なんでこんな事をしていたかと言うと 水口が低いといつも堰をしないといけないし
高すぎると用水を堰上げても水位があまり上がらない場所なので水が入りにくい
それで何度か手直しをしたようです。
用水の水位が低い時でも水が入り易く 止水も簡単に出来る方法に変えた
L字型塩ビ管(エルボ)を使うと簡単です。

ダイキでモルタルを買ってきました。
モルタルと言うのは セメントと砂を混ぜ合わせたもの。
セメントだけでは固まらないので最初から砂が混ぜてあるのが便利です。

水を加えながら混ぜ合わす 下の方が混ざりにくいので底から十分混ぜる

出来あがったモルタルを入れて行き
250mmの塩ビ管を切ったのを2本用意して
一本を水口にモルタルで包むように入れておきます。
もう一本はエルボの片方に取りつけて

二日もすれば固まるから型枠を外して取りつければ出来あがり
のりづけしないから取り外しは簡単だし
水も完璧に止まります。