我が家の籾摺り機はかなり古い機械ですが何とか動いてます
去年からだけど籾摺りした玄米に籾が混入してたので
機械屋さんに見にきてもらったら円筒回転数が変わってなかった。
籾摺り機はパールメイト307c
操作盤から奥のほうの長い部分に円筒が入って回転してる
玄米と籾を選別するのは上の図のような仕組み
回転する円筒の中に玄米と籾の混ざったのが入って
遠心力によって上に持ち上げられ 比重の軽い籾は手前に落ち
籾殻が取れて比重が重くなった玄米は遠くまで回って落ちる
円筒の中に2枚の仕切り板があって 真ん中は玄米
左側は籾と玄米の混ざったものが落ちる
この円筒の回転数を調整してるのが上のほうのばねの付いたプーリー
真ん中の黒いテンションプーリーで張りがきつくなると
上のプーリーが開いてきて回転が落ちる
ゆるくなるとプーリーが閉じてきて回転が上がる仕組み
このプーリーが開いたり閉じたりしてなかった。
叩いたりこねたりして動くようにして潤滑剤も吹き付けておいた。
操作盤のふたを開けると回転調節レバーがあるから
負荷のかかった状態で60回転程度にする
籾の混入が多かったら回転数を落とす
回転数を落としすぎると玄米が還元されるので能率が落ちる
調整のプーリーと回転数調整のレバーをつないでいるロット
回転調整レバーが標準の3の位置で60回転に調整してしてもらった
現在は負荷のかかった状態で57回転くらいで籾の混入はなくなりました。
籾の出てくるスピードもまずまずでまだまだ使えるかな
今日の籾摺りは順調に終わり 昼からまた稲刈りです。