台風は途中で消えてしまったけど、かなりの雨が降りましたので
ダムの水不足も解消し、取水制限は解除になりました。
田神の田んぼ(左)

隣は畝間が見えないくらい茂ってる
全部の茎に穂は付かない 草稲ばかりに喜んではダメですよ~
左の田んぼは硫安の追肥から2週間目ですが少し褪めてきた気がします

2本苗 20本→22本 1本苗 14本→18本 3本苗 27本→30本
カラースケール 5.5 草丈 70cm 葉齢 12.2葉
11枚目の出葉以降から上に伸びる節間伸長が始まってますので
ホントは落水して間断灌漑にすべきでしょうが、もう少し茎数抑制のため
深水を続けてみます。
茎数の増加が減ってきたのは、深水の効果もありますが
30cmの正方形植えでは株同士の根がらみが遅い時期になりますので
ちょうど今頃 隣の株と根っこが喧嘩を始めて分げつのスピードが遅くなります。

根っこが広々と伸びると地上部も広々と開帳してました。
すぐ隣の吉田の田んぼは条件が同じなのに色が濃い

去年 雑草残差で4石取りした田んぼですので
まだ地力として残ってるんでしょう
かなり葉が垂れてなかなか回復してきません。
窪地

こちらは田植え前に鶏糞150kg入れた田んぼ
硫安10kgの追肥から2週間目ですが少し色が薄くなってますが
垂れ葉はまだ続いています。

2本苗 25本→24本 1本苗 8本→8本 4本苗 16本→18本
カラースケール 6.0 草丈 65cm 葉齢 11.7葉
写真に写ってる手前の株は観測点に設定した株ではありません
もう少し上から撮らないと写らなくなってしまいました。
こちらも分げつはゆっくりとなってきましたが
田んぼの平均的茎数はもう少し多いので、出穂までには増えすぎるかもしれない。
大きな田んぼのグループも少し色は薄くなりましたが
まだまだ垂れ葉は回復してきません

この田んぼは菜の花もまずまず茂った木村の田んぼ
鶏糞と硫安を同じようにやったのでかなり窒素過多かもしれない
今川の田んぼ(右)

こちらは5月の連休植えですので出穂は少し遅れるはず
茎数は少し少ないですが、大雨の後 水を落とさず
増えすぎないように深水 現在水深12cmくらいあります。

3本苗 24本→30本 1本苗 13本→18本 2本苗 29本→32本
カラースケール 6.0 草丈 65cm 葉齢 10.9葉
垂れ葉はやっぱり続いてますが茎数はそれほど多くないので安心して見られます。
過繁茂にならなければ伸びあがって倒れる事はないでしょう
ただ止め葉が出るころにはシャキンと葉が立ってくれないと困る
止め葉が横に向くと下の葉に光があたらず光合成が抑制される
今年は葉色が濃い状態で雨が降ったけどイモチの発生はまだ見かけません