紋枯れ病は 最初のころ 水際に近い葉鞘部に発生し 水平進展と言って
田んぼの中全体に 同じように広がっていきます
そのまま放置すると 上位方向への垂直進展が起こり 止め葉まで達すると
収穫量がガタ減りになるそうです
今日 各田んぼの状況を中まで入って確認しましたが
ひどいのは今川の田んぼだけで 他の田んぼは畔際だけのようでした
その今川の田んぼの畔際でも まったく感染の兆しのないのもあります

なぜ違いが出るのか分かりませんが への字稲は病気に強いはずで
稲の活力の違いだと推測しています
月曜日に農協へ相談に行ってきました
専門の指導員が不在だったのですが写真を見せると やっぱり紋枯れ病だと言っていました
これからだと バリダシン粉剤かバリダシン液剤を使って防除するしかないとのことでした

薬剤の散布方法で話してたんだけど 液材は1反当たり200リットル以上散布するので
動力噴霧器以外での散布は難しい
また 粉剤は手回しの散粉機を使うか ミスト機とナイアガラと呼ばれる小さな穴のあいた
長いホースを使って散布します
5年くらい前にミストを使って散布したことがあります
まだ毎日のように雨が降っていますので 梅雨明けを待って 病気の進行状況によって
防除するかどうか決めようと思っています