昨日は小学校の同窓会で盛り上がり
かなりお酒を飲み過ぎてしまいました。
さて 今日は風もなく少し暖かかったので
田んぼを耕すことにしました。
トラクターの使い方で検索から見に来られる方が多いので
今回 分かりやすく記事にしてみることにしました。
意外と間違った使い方をしてる人が多いので
効率の良い使い方を書いてみます。
トラクターで田んぼを耕す場合 機械の全長分だけ残りますね

この挽き残し部分を通常 マクラと呼んでます
この部分 特に四隅をいかに残さずに耕せるかが問題です。
なるべく効率よく耕す事が出来る耕運方法です。
ほんとは入口の反対側から始めるのが良いのですが
今回は 直線部分が多い入口から始めました。
畦からトラクターの耕運幅3っつ分空けて始めます。
ちょうどトラクターの全長と同じ長さになるからです。

田んぼの中の部分 往復耕は隣接耕で耕す方が良いです。
マクラで旋回するときは 片輪ブレーキを使って一気に回ります。

すぐ隣を耕すから隣接耕ですね

なぜ隣接耕が良いのかと言うと 下の写真を見ればわかるでしょう

耕し始めと耕し終わりが交互に来るので山と谷も交互になってます
周回耕でマクラを耕す時に均しやすいからです。
一畝飛ばしで耕すと 山と山 谷と谷が重なってしまいますので
大きな波うちが出来てしまいます。
この田んぼはきれいな長方形ではありませんので
反対側は 中途半端になりますが それでもロータリー3個分空けます。

往復耕が終わったら マクラの周回耕ですが
その前に時計回りに一番外周を回り 隅を少し耕しておきます。

ロータリーのチェーンケースが左側にあるので
畦際を耕す時は 時計と反対回りがぎりぎりまで耕せるからです。
トラクターの長さ分耕せないので反対向きを先にやっておきます。
入口まで帰ったら 畦際から周回耕を始めます。

コンクリートの畦畔いっぱいまで耕すと全く草も残りません。
角まで来たら 90度向きを変えたのち隅までバックして耕し始めます。

周回耕2周り目は タイヤで荒れた跡をきれいに均しながら
耕して行けます。

やはり 角まで来たら切り返しバックして挽き残しのないようにします。

周回耕3周り目は 往復耕の挽きはじめと終わりの凸凹が
まっすぐ耕すだけできれいに均せていきます。

反対側の中途半端な部分は重なって挽いても大丈夫でしょう

やはり角まで来たら 切り返しバックして端から挽きます

3周回って 最後は目の前に入口が見えますので
そのまま田んぼから出れば終了です。

田んぼの四隅は こんな感じで仕上がっていれば完璧ですね。

以上 初心者向けに記事にしてみました。
記事を書いてからだいぶ経ってトラクターも新しくしましたが
分かり易く動画にしてみました