今年の稲作設計 

カテゴリ:2009年稲作

毎年続けてるへの字稲作ですが、もちろん今年も続けます。

そして米屋さんに知恵を借りてやってきた飼料米と備蓄米

それに多収品種のオオナリで米粉用米もやるつもりです。


去年の12月中旬に日本農業新聞の記事で

飼料米の複数年契約で12000円の上乗せ助成を

始めるような事が書かれてました。

飼料米に取り組む農家は一時期増えたけど

主食用米が値上がりするとそちらに変わる傾向があり

米価の下落を抑えるための策のようです。

これが実現されると飼料用米と主食用米の価格差はほとんどない

だから様子を見ながら飼料用米を増やそうかと思ってます。

毎年悩まされるカメムシ被害も一括管理の飼料用米だと

悪い米だけをそちらに回せばよいことになり

よっぽど気が楽になりますからね。


去年は多収品種のオオナリは最後に穂首イモチが一杯出たけど

なんとか600kgを越えてたから

今年はやっぱり菜の花跡の田んぼで面積を3倍に増やして挑戦してみます。


そして続けてきたネットショップでのお米の販売ですが

お蔵入れが体力的にきつくなってきたのと

ショップの検索順位が下がってしまったので

販売を中止しようかと思ってましたが

止めないで下さいと強く言われたりで迷ってるところです。


まあ 今年は肩の力を抜いて

多収することにこだわらず、倒さずうまい米を取る

これで行ければよいでしょう・・


収穫ロスを少なくするコンバインの使い方 

カテゴリ:稲刈り

以前にコンバインの収穫ロスと言う記事を書きましたが

その収穫ロスをなるべく少なくする使い方をまとめてみました。


その前に別記事 手刈りなしの稲刈り方法 手刈りなしの稲刈り方法 その2

も参考にしてください。


収穫ロスの原因は 深扱ぎ 過負荷 などが主ですね



深扱ぎにならないようにするには 刈り取った稲の長さが

揃っている必要がありますね

短い稲があると扱げてないような気がしてどうしても深扱ぎにしてしまいます

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それで 稲の長さを揃えて刈るには 条刈りする事です


横刈りすると刈り幅より広く刈ってしまうので

株の高さが一定になりません

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周回刈りでは 横刈りの時に短い穂が入ってしまいます


枕でコンバインの旋回が十分できるようになったら

早めに中割をします


なるべく条間がそろったところを選んで

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このときだけは 2条刈りでも3条かけて刈りますので

ゆっくりと刈り進みます


中割り以降 横刈りはせず 中割した部分を広げるように刈ります

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枕字ではバックに入れないで前進のまま大きく回ります

こうすることでかなりの時間短縮になります

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中割り部分が広くなってきたら 横刈りをしないで外側も刈ります

この時もバックに入れないで前進のまま大きく回ります


中割する位置をよく考えて 空走りの距離を短くするようにします


なるべく無駄な動きをしない刈り方だと ゆっくり刈っても

トータルで時間短縮になり 過負荷にしなくてすみますよね


条刈りを考慮した効率のよいコース取り

一度試してみてください



ぬかるんだ場所のコンバインの使い方 

カテゴリ:稲刈り

一枚の田んぼで 用水に藻が生えて水位が上がり

水が入ってしまった田んぼがありました。

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それで稲刈り前に この藻を引き上げて水はけを良くしたんですが

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やっぱり水が入ってしまい 稲刈りの時

この水口の近くは かなりぬかるんでしまいました。

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こういう場所では コンバインのクローラー(走行部)が沈み込みながら進みますので

その分 刈り取り高さを上げ気味にします。

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同じところを走ると 前より柔らかくなっているので

条刈りしている場合は コンバインが右に傾いてしまいます。

これを体で感じながら 刈り取り高さを思い切って上げていきます。

何もしないでそのままの高さで刈り進むと デバイダーが土にめり込んだり

稲が株ごと持ち上がってきて 刈り取り部やカッターに詰まります。


また 枕字で旋回する時は なるべく同じ場所を通らないようにします

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この写真では その場旋回していますが

方向変換は なるべく大きく広い範囲でした方がにじりこみにくいです。

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もしもコンバインが動かなくなったら

クローラーを動かすたびににじりこんでいきますので

悪あがきせずに 太い丸太などを早めに敷き込んで対処しましょう



第一回目の籾すり終了です 

カテゴリ:稲刈り

今年は稲刈りの日にちを短くしようと

窪地(0.7反)と大地(2.3反)を一緒に刈りました。


我が家の乾燥機は13石しか入りませんので 1.5反分です。


乾燥機の水分計が壊れている可能性がありますので

籾を入れたすぐに通風乾燥しながら 乾燥機で水分を測りながら

手でも測りました。


結局 大きく狂っていることもないようでしたが

一気に乾燥せずに 水分17%くらいで止まるように設定して

朝の3時ごろ 止まったみたいです

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7時過ぎまでおいて 水分の高い青籾から完熟籾に

水分が移行するのを待って 再度熱風乾燥をはじめ

15%まで落としました。


水分計でチェックすると ほぼ完璧に水分15%にできました。


への字と菜の花が混じってしまいましたが

今年もきれいな仕上がりになったと思っています。


大地の残りを籾すりしてみないと分かりませんが

今年はかなり収穫量が少なそうです。
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でもまあ やっぱり嬉しくてすぐに精米してきました


嫁に炊いてもらったて試食もしましたが 去年よりもおいしいとの事

これなら自信を持って知り合いに買ってもらえます。


それでね 晩ご飯の時 娘が問題を出してくれました

二つの皿のどちらが今年の新米ですか?ってね

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冷蔵庫で冷やしてあったので どちらも冷や飯でして

片方は しっとりとしたねばりがあり

もう一方は 米一粒一粒の歯触りがつるりとして 

もちろんコシヒカリ独特の腰のある粘りがとてもよい食感でした。


後者を選んで正解だったのですが コシヒカリ一年たつと味が落ちると思ってたのに

案外 いけるもんだなと考えなおしました。


稲刈りの途中 急に疲労感がして帰宅し籾すりをしていた長男に変わってもらいました。

たぶん 熱中症になりかけてたのかも分かりません。

昼食の時 缶ビール2本も飲んだのがよくなかったかな~



さあ 明日からも頑張りますよ

手刈りなしの稲刈り方法 その2 

カテゴリ:稲刈り

窪地でうまく行ったので 続けて手刈りなしを実行しました



入口が左の田んぼ 菜の花の大地です

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ここでも畦際2条を残し まっすぐに刈りながら入りますが

コンバイン2台分くらいの距離を刈ったらバックし

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田んぼから出て となり2条を刈り広げながら入りなおします

4回くらい繰り返すと コンバインの向きを変えられます

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あとは前回と同じように 畦際2条を残し

隅は刈り広げながら 田んぼを1周します

こんな感じで残っていきますね

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3周くらい回ったら またコンバインの向きを変えて

逆刈りで畦際を刈って行きます

ナローガイドを上げ忘れると コンクリートの畦畔にあたって

機械を大きく傷めますので気を付けてください

また ナローガイドを全部上げると 株元が引っかかって

きれいに稲が送られません

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コンクリートのぎりぎりを刈りますので

必ず 立ち上がって覗きこまないとコンバインを傷めます

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この方法だと 手刈りしたのを脱穀するときに藁がかたまって落ちることもなく

暑い中 手作業の量をかなり減らすことができて

能率よく稲刈りができました。


手刈りなしの稲刈り方法 

カテゴリ:稲刈り

今年のこの暑さにはまいってしまいますね

去年までは前日に四隅と畦際の1~2条を手刈りしてましたが

今回は全くせずにコンバインで刈り取りすることにしました。


入口が右の田んぼ 窪地からです

新しく建てた長男の家のすぐ横に入口をつけましたので

田んぼ全体から見ると入口が右です
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このコンバインは全面刈りではないので 

田んぼに入る前に刈り取り部をなるべく右に移動しておきます

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畦際の2条を残し まっすぐに刈り進みます

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反対側の角まで来たら そのままコンバインの3倍くらいバックし

ゆっくりと左に2条くらい刈り広げます

このとき 刈り取り部を左に寄せておけば稲を踏まないですみます

また バックする時 一度ニュートラルにして刈り取り部を動かしておくと

刈り取った稲が田んぼに落ちなくて済みます。

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2~3回刈り広げますが バックする距離はだんだん短かくします


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十分に刈り広げたら また畦際を2条残して刈ります

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我が家はコンクリートの畦ですので デバイダーが当たる手前で止めると

やはり2条残ってしまいます

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結局 田んぼの隅はこんな感じで残ります

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反対側の畦際を刈ってるところ

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この作業を繰り返して 田んぼを1周したら

通常のように周回刈りをして 十分なスペースができると

コンバインの向きを反対にし 逆刈りで畦際を刈り取ります

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このときにナローガイドを半分くらい上げておき

コンクリートに当たらないようにします

立ち上がって覗き込むようにして 刈らないと

見えにくいのでコンバインを傷めてしまいます。


畦際を刈り取った後は こんな感じでほんの少しだけ残ります

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まあ これだけは手刈りしないとだめですね


今年も全田んぼでへの字にしました 

カテゴリ:田植え

田植えの詳しい結果を書こうと思っていたのですが

パナシが忙しくてなかなか書けませんでした

パナシの話って~~



毎晩 飲みっぱなしでした

長男の新築祝いで飲みすぎ 次の日 親戚が来て飲みすぎ

昨日は近所の友達が来てまたまた飲みすぎ・・

今夜こそアルコールを断つぞって言ってたら

嫁が湯豆腐をしてたのでまた飲んでしまいました


で~ 今年の田植えですが田植え機を替えました

村の共同の田植え機です

我が家の田植え機は50株までしか疎埴にできないので

改造を検討したのですが 機械屋さんに無理と言われ

村の田植え機だと45株までできるので 

そちらで植えることにしたのですが・・


例のごとく苗の掻き取り量最小

浅植え 45株の疎埴 に設定し


田植えスタートしたのは良かったのですが

浮苗 転び苗がすごく多いんです


去年 田植え機 の記事を書いたときに勉強したことを

思い出して 植え付け部が悪いことに気がつきました

早速修理屋さんを呼んで直してもらいました


今年は薄植えでも 欠株は少なく10%くらいだと思います

ただ 掻き取り量最小でも5本くらい植わっているところもあり

平均 3本植えと言ったところでしょうか

全部で7反の田んぼで 72枚くらい苗を使いました



田植えの方法 

カテゴリ:田植え

いよいよ田植え当日です

田植え機は古いですが 植え方は正統派でいきます


4条植えですので 30cm×4=120cm

2列分プラス畦際の幅20cm

田植え機の中心を目標にするため60cmプラスして

120cm×2.5+20cm=3.2m

畦から正確に測って 杭を立てます

中の方を 往復植えします

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周回植えのための幅が正確に残ってますよね

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往復植えの最終は ここまで植えるという目標に

田植え機の幅×2+20cmで2.6mに杭を立て

その内側に収まるように植えます

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往復植えが終わったら 枕地を均して 周回植えです

田植え機が最後に田んぼから出るように入口の横から植えます

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角まで来たら90度向きを変えて 畦際までバックし

隅から植えはじめます

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もう一周 内側の周回植えを回って 田んぼから出れば

ほとんど隅を残すことなく田植えができました

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田植え機の調整や浮苗などのトラブルの対策は

カテゴリー 田植え機 にまとめましたので見てやってください

農協の苗 

カテゴリ:田植え

毎年の事ですが苗はJA阿南で買ってます

今年の苗はまずまずの出来で背丈も色も

よかったと思います

農協の苗

催芽モミで140グラム蒔きだそうです

軽トラ一回分 30枚を夕方貰ってきました
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仕上げ代搔き 

カテゴリ:代搔き

田植え3日前が来ましたので仕上げ代搔きをしました

荒代では高低差直しをしてなかったので

先に逆転ロータリーで高低差をなおしました


水の量をかなり少なくしておくと高低がよくわかります

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副変速L クリープH 主変速4 ロータリーを逆転に入れて

エンジンの回転数をなるべく落とし 浅くかけてひっぱりました

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ロータリーを速く回すと泥がこちらのほうに飛んできます

田んぼの中はめちゃくちゃになってしまいます

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後は前回と同様に ひと畝飛ばしに中の方を掻き

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その後 周回耕です

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最後にはしごを引っ張ると きれいに仕上がりました

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去年は代の掻きすぎで浮苗が多かったので 

今年は早走りでロータリーも1で簡単にしました

ダマができてるところもありましたが 梯子を引っ張ると

気になるほどでもなくなりました

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さて 田植え本番ではどうなるんでしょうかね



 イネの作業便利帳新版


荒代搔きをしました 

カテゴリ:代搔き

去年の記事を読みなおしてみると代搔きの方法

詳しく書いていました。


今年は荒起こしの回数が少なかったので浮わらが心配で

代搔きを2回することにしました。


荒代と植え代です


今日はその荒代を全部の田んぼでやりました


朝から水の量がちょうどよく入っていた篠原の田んぼから始めました

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今回はトラクターのロータリーカバーを少し調整してみました

補助カバーのフラップカバーを代搔きに合わせてみました

トラクター ロータリーカバー

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枕字を荒らさないように 倍速ターンもオフにしました

ただ 前輪駆動は入れておきます

倍速ターン


まずコンクリート畦畔の際をロータリーを上げたまま走り

畦際の草をタイヤで踏み込んでいきます

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いろんなところのホームページやブログで代搔きは

周回耕から始めた方がいいように書いていたので

今回は周回耕から始めました

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中の方は隣接耕じゃなく ひと畝飛ばしで掻きます

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最後になって気がつきました

周回耕を先にやってしまったので 枕字が荒れたままになってしまい

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もう一度 周回耕を掻くことになりました

やっぱり田んぼの中の方から始めた方がよさそうです

水の量がまだ多いかなと思いましたが浮わらもなくうまくいったと思います

代搔き

田んぼに入水 

カテゴリ:代搔き

いよいよ田植えが近付いてきました

明日 第一回目の代搔き(荒代)をするつもりです


代搔きのコツに単純なようですが水を入れるのを

必ず前日までに入れておくことが重要かと思っています


代搔き当日にあわてて水を入れながらやると

土が十分水を吸ってないので 均等に柔らかくできません


そんなわけで今日 会社から帰って各田んぼに水を入れてます
田んぼに入水

ただ 用水の水が少なく50%くらいしか水を流してないみたいで

かなり時間がかかってしまい全部の田んぼに入らないかもしれません


自分はせっかちな性分ですが百姓はあわててはできません

朝から水が入るのを待って ゆっくりと代搔きを始めようと思っています



田植えの時期 

カテゴリ:田植え

徳島県地方は地域によって田植えの時期はまちまちです

こちら阿南市でも各町によって違います

毎年ニュースで放送される見能林地区では 

3月末ごろからハナエチゼンとコシヒカリを植え始めます


私のところでもだんだん田植え時期が早くなって 

去年は4月5日頃から植えている家が3軒ほどありました

なぜこんなに田植えが早くなってきたかと言うと おコメの価格なんですね


毎年 稲刈り前に農協JAあなんから通知が来るのですが 

出荷時期がお盆より前と後で30キロにつき

500円くらい違います

もっと遅くなると 1000円ほど安くなるんです

それでみんな競争で早く植えるようになったというわけです


稲の気持ちを無視した人間のエゴですね


我が家は去年少し出遅れ気味で田植えしましたので 稲刈りが8月23日頃からになりました


今年は思い切って お盆休みの稲刈りを狙っていこうと思い 4月4日を予定するつもりです


への字稲作は登熟期間が長く 思い通りにはいかないかもしれないし

菜の花への字は 気温の上昇による有機物分解がタイミングよくいかないかもしれませんが

やっぱり仕事の都合上 私のエゴも通させてもらいます


大師匠 井原豊さんは 田植えはよそより遅くせよと書かれてます

遅く植えることで ウンカも病気も来にくいとか・・


出穂75日前の田植えがベストとか・・・ですが 

我が家の場合 出穂98日前の田植えになってしまいます




JAの産直市を見てきました 

カテゴリ:2009年稲作

我が家から車で10分くらいのところに JA東徳島が営業する

産直市があります

前から気になっていたのですが 今日初めて見てきました
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小高い丘の上にあって 駐車場もまあまあのスペースです

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店内は小さめのスーパーと言う感じでしょうか 

思ったほども広くなく 個人の農家が出品するには競争が激しいかなとも思いました

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気になるお米のコーナーは 一軒だけが精米をしながら

EMぼかし肥料のお米を販売していました

30キロ1万円少々で まあまあの値段でしたね

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将来 会社を定年退職したら

おコメ作りと裏作に野菜を作って こんなところに出してみたいです

ちなみにJAに売り上げの10%を支払うそうです



お米の食味を上げる肥料 

カテゴリ:2009年稲作

4年ほど前に我が家のお米 最高においしい時があったんですね

毎年会社の社長にたくさん買ってもらってるんですが

その年だけは べた褒めでした。

他の会社の社長数人に食べてもらったそうで 

それもまた 大変お褒めの言葉を戴きました


ところがその後は さっぱりで 

今年のへの字米は自信を持って食べてもらったのですが

それでも その時のコメの味にはかなわないと言うのです



私自身 あの時なぜあれほどおいしいコメができたんだろうと

ずっと疑問に思っていました

肥料は V字の場合 毎年同じ 一発肥の”イネひとふり”を使っていました


違っていたのは 土づくり肥料”阿波カリン”を使ったことでした


収穫量にあまり影響しないような気がして 使わない年が多いです


”阿波カリン”の成分は 

燐酸12 カリ12 マグネシュウム5.6 ケイサン18 です


最近までケイ酸が食味を上げていたのかと思いこんでいましたが

ケイ酸はワラを固くし 耐倒伏 耐病性に効果があり

土壌の保肥力を上げる働きがあることが調べていくうちに分かってきました


やっと本や他のサイトを読みあさるうちにやっと謎が解けてきました


注目すべきは マグネシュウムだったんです

通常 苦土と呼ばれてる成分ですね


井原豊さんも「お米の食味はマグネシュウムなどのミネラルが多いほどよい」

と書かれています


来年は元肥えや穂肥にマグホスを使ってみようかと思っています

マグホスは 過リン酸石灰に苦土をまぜたものです


出穂40~35日前の葉色と調節肥料マグホス 20kg

コシヒカリの収穫量は 

カテゴリ:2009年稲作

稲作をやってる農家の一番気になるところ

1反当たり どれくらい収穫できるかですね


はっきりと話したがらない人が多く

平均的にどれくらいなのでしょうか?


現在 当ブログは全国から閲覧を戴いています

農家の方がほとんどだと思われますので

もしよろしければ 下記のアンケートに投票をお願いします


他の人の投票結果も見てくださいね








農業者個別所得補償制度に思う 

カテゴリ:2009年稲作

さきほどNHKのクローズアップ現代で取り上げられていた

コメ農家の個別保障制度だけど、ほんとに必要なものなのでしょうか?

私のところみたいに極小規模の農家には恩恵があるのかどうかも分かりませんが

おいしいお米をたくさん採れるように努力して、しかも経費のかからないように考え

日々頑張ってる農家と そうじゃない農家も同じような利益になるのでは

おかしな話じゃないでしょうか?


うちの村では 利益につながるような米づくりは到底無理で

田んぼが荒れ果ててしまわないようにするためだけに 稲作をやってるようなものです


機械代と人件費を引くと 絶対に赤字になります

それでも続けられるのは 今は認知症で寝たきりの母親が昔よく言ってた

田んぼの神様にもったいないから端まで植えるんだよって言葉です


これからも稲作は続けていきたいですが 政府のやり方は

真剣に稲作に向き合ってる小規模農家にとっては

かえってマイナスの面があるような気がします

楽天のオークションに参加してみました 

カテゴリ:2009年稲作

おコメ販売のページ ショッピングカートは一応完成していますが

これを紹介するためのホームページが必要で まだそこまでに至っていません


また 宣伝活動も必要で グーグルのアドワーズ広告などを考えています

検索結果の横に表示されるコマーシャルで クリックされると課金されます

クリックだけで購入はされませんが 集客にはもってこいの手法だと思います

費用も安価に済みそうです


手っ取り早い販売法が オークションだと考え

一週間ほど前から 楽天のオークションに参加してみました


毎日 少しずつ見に来てくれるのですが 入札はなく

ダメなら やり方を変えて何度も挑戦してみようと思ってたんですが

今日 やっと一件入札がありました


プロの方達みたいに 上手にオークションに参加できませんので

値段で勝負  への字米の宣伝になればと赤字ラインで出品してます


出品のページ です



水分計 

カテゴリ:2009年稲作

農協から 出荷した米の結果が出てきました

半数以上1等米でしたが 乾燥しすぎで2等米のもありました

水分が12~13%で乾きすぎでした


農協は14.5%を勧めているのですで 乾燥機の設定もそれに合わせていたのですが

たぶん 乾燥機の水分計が壊れているのかも分かりません


それで 納屋を片付けていた時に出てきた水分計でお米の水分を測ってみました

たぶん30年くらい前の水分計だと思う
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親父に教えてもらって 2~3回だけ使った記憶があるんだけど

今でも覚えていましたよ

なぜか 電池も残っていてうまく測れました


だいたい 籾を測る時は水分計に付属の超小型の籾すり機を使うんだけど

今回は 米になってるからそのまま試験板にのせました 水分計に差して

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ハンドルを回せば 水分値が出てきました

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今度 バケツ稲のはざ掛けしたのを測ってみようと思ってます


納屋を片付けました 

カテゴリ:2009年稲作

最近 会社が忙しくて休めなかったので乾燥機を片付けてなかったので

今日は休みを取って 納屋を片付けました


去年買ったハンドブロワーが威力を発揮  ほこりやくず米をどんどん吹き飛ばします

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籾すり機は特に入念に掃除しとかないと 虫が来て米の塊ができ

機械の中で詰まるので困ります

繰り上げの羽根の間とか ラセンの底まできれいにしました

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乾燥機は すの子の下が埃でいっぱいでしたし

籾コンベアの残米がかなりありました

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まあ何とか片付けは終わりましたが 夕べの残米ならね残アルコールが・・・





への字米の味 

カテゴリ:2009年稲作

今年の結果と反省の記事でちょこっと書いたけど

近くの町の  民宿 茶夢に お米を買ってもらいました

それがお客さんに好評で ご飯があまりにもおいしいので60kg程譲って欲しいと

申し出があったそうで そんなにたくさん在庫がないからと

少しだけ精米して分けてあげたそうで

生産者としては うれしい話を聞かしてもらいました



前から 我が家のお米の味は自信を持ってたんですが ますます米の味が気になりだし

それでね   各田んぼ毎に少しずつ精米して 食べ比べてみたんですよ

全く同じ作り方をしても 違うもんなんですね 味が

それぞれに特徴のあるおいしさだったんですが

一番おいしかったのは 篠原の田んぼの最後に乾燥籾すりした分でした

一気に乾燥せずに 水分20%くらいで一休みして 仕上がりは15.2%くらいが

一番味が良いように思いました

ちなみに農協は14.5%を勧めています



ますます お米の味が気になりだし  よその米を食べてみないと

自分の作った米の良さが分からんと 嫁に話したら

昨日 買ってきてたんですよ  魚沼産コシヒカリ

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2kgで1380円 

さっそく炊いて 食べてみました

への字米に比べて あっさりとした嫌みのないおいしさでした

なるほど これが人気の秘密かって 思ってたら

嫁が言うんです  うちのお米が絶対旨い ってね


それで 飯米(農家の自家保有米)を余分に残してありますので

への字米を味わっていただきたく ネットで試験販売をやってみようかと準備中です



もみ殻の処理 

カテゴリ:2009年稲作

去年の稲刈り時分は雨が多く 田んぼがぬかるんで

もみ殻を広げる事ができなかった

もみ殻の集中した場所は 分げつが進まず 苗の生育もおかしかった


もみ殻を腐熟させるのは 田んぼに居る微生物で

この微生物を活発にしてやるには かなりの窒素が必要らしい


田植えの後 苗と微生物が窒素の取り合いをして 苗が育ちにくいらしい


コンバイン藁にしても同じことが言える

農協の指導は 稲刈りの後 石灰窒素20kg施用し深耕しなさいと言うのは

このためだと思う


それで 燃やすことにした
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しめ縄用に藁を取ったところには 少し撒いておきました

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ほんとは燃やすのは もったいない話で

うまく腐熟させることができるなら 最高の土づくりができると思うんだけど

まだまだ 研究の余地ありですね


今年の稲作結果と反省 

カテゴリ:2009年稲作

もう一度 各田んぼの施肥量と収穫量の結果をまとめてみます



今川の田んぼ 1.7反

施肥量 反当  硫安 25kg + 硫安 7kg + Pk10kg

収穫量 反当 520kg  = 3.5石  

去年 Ⅴ字稲作 2.7石


大地(おおじ) 2.2反

施肥量 反当  硫安 20kg + 硫安 9kg + PK10kg

収穫量 反当  522kg = 3.5石   

去年 Ⅴ字稲作 2.7石


篠原の田んぼ 2.6反

施肥量 反当  硫安 20kg + 硫安 7kg + PK10kg

収穫量 反当  458kg = 3石     

去年 への字稲作 3.3石



あれだけよく出来ていた篠原の田んぼが思ったより少なかったのは

田植え機の調整が悪く 植わっていない所が多すぎたのかもしれない



お米の味は 各田んぼとも去年よりかなり良いみたいです

今年初めてお米を譲ってあげた市内の旅館店主から 

腰と粘りがあって甘みも出て申し分ないと絶賛していただきました



次回への字稲作では 次のようにしたい 

田植え機の調整を完璧にして1~2本苗で植え切れのないようにする

への字追肥の時期を 出穂40日前まで遅らせる

施肥量を 硫安 15kg に減らせてみる

2回目の追肥(穂肥え)は 色が褪めてくるのを確認してから行う



今年も稲刈り後には たくさんのシラサギがやってきました

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来年は 収穫量だけにこだわらず 

減農薬に挑戦し お米の食味ももっと上げる努力をしようと思っています


最終の籾すりと篠原の意外な結果 

カテゴリ:2009年稲作

昨日から秋っぽい乾いた空気になってきて 乾燥も早く仕上がりました

今回は最後の乾燥なので 井原 豊さんがへの字型イネつくりで書いてるように

一気に乾燥せずに水分20%くらいで一度休憩して 通風乾燥を2時間くらい行い

また再度火を入れて熱風乾燥をしてみました

味にどんな風に違いが出るか楽しみです         


今日は親父が手術する日なので 朝から嫁は病院へ

一人で籾すり 出荷 などこなしていきました


順調よく籾すりも進み あと2袋くらいで終わりかなと思った時に

急に籾すり機が止まりました

ガクンと言う感じで止まり 瞬間的にスイッチが切れました

あとスイッチを入れても まったく動きません


農協の農機センターに電話しましたが 全員修理に出てるとの事

これは自分で何とかしないとだめかと思い

一番原因として考えられる ロール部分を見てみることに


どこにロール部分があるのかも分からない

とりあえず 操作部のカバーをはずじて見たら ありました

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このカバーを開けると ロールが直に見えますので手で回してみました

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ちょっと重いですが 動きます

何度か回してからカバーを付け 再びスイッチを入れると

スイッチは入るのですが ロールは動いてないみたいです


これは ひょっとしたらⅤベルトが悪いかもしれないとその場所を探します

反対側の下の方のカバーを取ると ありました

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かなり傷んだ状態で外れてます

Ⅴベルトを取り出して 近くの建材屋さんへ行き 同じものを買ってきました 1400円くらい

元通りに組み直してスイッチを入れても 動きません

ロールの隙間を広げるレバーを引きながら スイッチを入れてみました

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軽快に動き始め なんとか籾すり終了です



稲刈り終了 

カテゴリ:2009年稲作

今日もまた 籾すりと稲刈りの同時進行です


早朝に雨が降ったみたいで 刈り取りの時間をかなり遅らせないといけないかなと

思ってましたが 風が出てきて案外早く刈り取りにかかれました


篠原の田んぼ 一回目の籾すりですが 去年お米に目立って混ざったカメムシは

今回 まったく居ませんでした

やっぱり 隣に畑や庭樹のある側の畔際を消毒した効果があったと思います

あんなちゃちな噴霧器で枕地だけを少量散布しただけなんだけどね・・

カメムシ防除の記事



窒素肥効がいつまでも残って心配してた田んぼでしたが

お米の出来は 一番きれいなような気がします

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去年のような乳白米もなく 艶のあるお米に仕上がりました





篠原の田んぼ 後半の刈り取りで今年は終わりです


昨日 半分以上刈り取ったので今日は1反分くらいです

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よく出来た田んぼは 稲を押し割って刈り取ってる感じがします

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こぎ胴に入っていく量も 2速で刈ると多すぎの時もあって

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それでも 稲が倒れてないのとよく乾いてるのでトラブルなく軽快に稲刈りができました



さあ 明日の籾すりと片付けで今年の稲作も終わりです



今川の結果と篠原の稲刈り 

カテゴリ:2009年稲作

今川の田んぼ(1.7反)は昨日8割近く刈りとったので 今日の籾すりで大体の収量は出ます


今日の籾すりの結果は  26袋 = 780kg でした


昨日 刈り取ったのが籾の量で13石    今日  残りを刈り取ったら 2石でした


全体の量は  780 +  (780 ÷ 15 × 2 ) = 884 kg


反当り収量は   884 ÷  1.7 = 520kg   3.5石   でした



ここもまずまずの出来ですね




篠原の稲刈りは 長男が手伝いに来てくれたので楽にできました


朝の間は籾すりを体験させて 途中で嫁と交代してから

畔際の手刈り

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まあ ここの分げつの凄さには驚きです 一株握るのがやっとです

稲刈り用ののこぎり鎌と比較してみてください

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田んぼの中の方は 植え切れがやっぱり目立ちました

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今川の田んぼ 稲刈りです 

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今朝は今にも降り出しそうな曇り空で もちろん露もなく

籾すりを嫁に任せて 早々と稲刈りにかかりました


ほとんど雑草がなかったのに 最近になるとクサネムやヒエが目立ってきてます

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ちょっと変形した田んぼなので 畔際を強引に曲がりながら刈るとめちゃくちゃになってしまい

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刈り取り後が高くなってるところは 刈り取りロスが多いはずです

こぎ胴に入っていく穂の長さがそろいません

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会社で毎年 しめ縄を作っているので 社長に頼まれて

ワラを切らずに 少し残しておきました

への字稲は ワラが太く長いので しめ縄にはもってこいだと思います


ドロッパに切り替えて

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この田んぼは 1.7反で乾燥機に は入りきりませんが

乾燥機の容量いっぱい(13石)まで 入れました


約 3時間くらいで作業は終了です

残り 2石ぐらいだと思います

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大地の結果 

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さあ 今まで頑張ってきた初めての結果です




2.2反 で 38袋と端米8kg=1148kg    くず米  85kg

反当り 522kg = 3.5石


去年は慣行栽培(Ⅴ字稲作)で 反当り 2.7石 でした


紋枯れ病の影響か日照不足のせいか くず米が多めです

近所にライスセンターで仕事してる人がいて 聞いてみると今年は何処とも

くず米が多く 収量が減ってるとの事でした



米の質が 去年に比べて格段に良くなっており 半透明のいかにも新米らしい輝きがあります



期待したほどの結果は出ませんでしたが 初挑戦にしては まずまずの成果かと思っています



さっそく夕方 嫁が炊いてくれました

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綺麗に写真撮れませんでしたけど 米粒が光って 一粒づつ立っています


仏壇にお供えしてから

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食べてみましたが コシヒカリの名にふさわしく 腰のあって粘りのある

ほんとにおいしいお米に仕上がりました




稲刈り 2日目 

カテゴリ:2009年稲作

大地(2.2反)を二回目の刈り取りです

昨日は夕立が来そうだったので 村の農業倉庫に戻しておいたグレンコンテナを

軽トラに積み込んで

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田んぼでは今朝は時間があるので コンバインの冷却水とエンジンオイルの点検

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刈り取り刃と各チェーンへの注油は毎回やってます


ぬかるんだところから少し離れたので 中割から初め 両サイドを往復刈り

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後は 収穫ロスを少なくするため 周回刈りをやめ 2条の往復刈りです


田んぼの中の方は 思ったより紋枯れ病が進んでいました

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止め葉近くまで上がってる感じですね


まだ 水が残っている場所は なるべく同じところを通らないようにしました

コンバインが少し 沈み加減でコーナーを回っています

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後は快調に刈り進んで もう少しで終わりって頃になると

蛙がいっぱい出てきます

稲の間に隠れてたのが 行き場がなくなるんですね

それを狙って シラサギがやってきました

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今回 気になるのは稲から飛び出してくる虫です

刈り取ってると 目の前で小さな虫がいっぱい飛び出してきます

これがカメムシなんだろうか? 小さすぎて分かりません

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まあ なにはともあれ 大地の稲刈り終了です

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籾の量は 昨日とあまり変わらないくらいありそうななさそうな・・・・



一回目 籾すり 

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朝の7時過ぎから 我が家1回目の籾すりです

昨日ちょっと気になってたのですが 籾すり機の能率が少し悪い

7月に籾すり機のロールを交換してもらったんだけど そのとき修理屋さんが何を思ったのか

仕上がりレバーを一番粗く設定してたので標準に戻しました

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計量器に表示される能率が3から4に上がりました

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前は 6くらいあったのにどこか調子がおかしいです

まあ 少々時間がかかっても嫁さんが付きっきりですので任せておきました



お米は例年になく綺麗にできてるように思います

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が カメムシの被害米のようなのも見つけましたが 気のせいかもしれません

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籾の量で10石位を 2時間半で終わりました

30キロの米袋で21ありました   未熟米は40キロ程度出ました




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