台風はそれて行ったけど そのおかげで時々雨が降り
田んぼにはしばらく水を入れてませんでしたが
ようやく水を入れながらの定点観測です。
吉田の田んぼ(右)
雑草緑肥の肥効はしぶとく続いているみたいで
まだまだ青い感じがします。
地力窒素的に効いてるから安心はしてますが どうなることやら
2本苗 21本→20本 1本苗 22本→22本 3本苗 28本→28本
カラースケール 4.5 草丈 115cm
茎数も草丈もほとんど変化しなくなりました。
そろそろ定点観測も終わりにします。
いつまでも色醒めしてこない稲は 止め葉がかなり長いのがあり
50cmのもありましたが二つ折れにならず直立してます。
これが雑草緑肥のすごいところで 化学肥料で葉色を上げたのではこうはならない。
全体に止め葉は長めなので穂が垂れてくると葉の中に沈み込んでいきます
光合成には理想的な姿になってきました。
篠原の田んぼ(左)
去年に比べると穂はそれほど長くないし葉色も薄い感じ
菜の花緑肥に期待しすぎて追肥をほとんどしなかったせいでしょう
やっぱりへの字追肥はドカンと思いっきりやって置いて
菜の花は地力的に効いてもらうのが良いかな
3本苗 37本→38本 1本苗 24本→24本 2本苗 22本→22本
カラースケール 4 草丈 115cm
こちらも葉色以外は変化なしになってきました。
葉色は中の方がもっと薄く 秋落ちしてきたのを痛感します。
隣のV字と穂の充実度は変わらないように見えます。
とすれば茎数の少ない分 減収かも
ただ止め葉は去年と違ってシャキッと直立してます
オオジ(右)
例のもみ殻タンクの基礎部分の床掘りをしながら水を入れながら
観測点のデータも取ってたら遅くなってしまい ちょっと暗くなりました。
3本苗 24本→25本 1本苗 14本→14本 2本苗 24本→24本
カラースケール 4.5 草丈 110cm
こちらも穂の大きさ茎数 ともに物足りない感じがします。
観測点ではほとんど変化なしになりました。
傾穂期になりましたが 止め葉はしっかりと直立しています。
全体として今年は出来がかなり悪い
今から実肥など食味を落とすだけで何の増収にもならない
寒地の稲作は穂肥 実肥とドカッと効かせても効果があるみたいだけど
昼夜の寒暖差の少ない暖地稲作の弱点だね。