考えてみれば最近は畔端会議をやる事が少なくなった
能率の良いコンバインで一気に稲刈りをしてしまうので人と会う事さえ少ない。
百姓同士の情報交換が乏しくなったと言う事でしょうか。
先日からお米を仕入れさせてもらってる横田さんの奥さんと話す事がありました。
稲の作り方から始まっていろんな話題が出てきたんですが
気になったのは今近隣で問題になってるジャンボタニシの話し
用水づたいに感染が広まるのなら話が分かるのですが
まったく居なかった村に急に発生する事がある。
人によっては子供が面白半分に取ってきてよそ村の用水に放すんだとか言ってますが
実はコンバインにくっついてくるそうです。
最近はコンバインや田植え機 それにトラクターも大型のを持って
遠くの村まで賃刈りや賃挽きをやってる業者的な農家が増えてきた
このコンバインの足回りや刈り取り部にジャンボタニシやその卵がくっついてくるらしい
もしかしたら強害雑草のクログワイやキシュウスズメノヒエも
同じように機械にくっついて広がってるかもしれない
コンバインだけじゃなく田植機やトラクターにくっついてくることもあるだろう。
我が村でも今年になって初めてジャンボタニシの卵を見つけました
7月30日に撮った写真ですが 用水の壁にピンク色の卵が産みつけられてました
上流では全く発生してなかったのですが急にぽつんと発せいした
よく考えてみるとすぐそばの田んぼが稲刈りをよそ村のお百姓に頼んでた
あちこちの田んぼを賃刈りしてる農家だからやっぱりそれが運んできたんでしょう
この卵 水の中では孵化出来ないらしい
だから稲の株や用水の壁の水より上に卵を産みつける
見つけ次第 水の中に掻き落しておけば少しは個体数を減らせるでしょう